とけしたけしの今日もみんなで、うっちんちゃ

最近では、若者も使わなくなったことば。
では、お年寄りが使うのかと思うと、ある年代から以上の
お年寄りは使わない。
不思議な言葉である。

意味は、だめよ。

語源は、先に記した”あが”と関連している。
”あが”は、あほんだら、こんなことしていたら、後でがつんと
しばくで”という関西の言葉が縮まった言葉であるが、
この”あぎじゃびよー”は、相手に”あが”と言われて、
”あがは、いやよぉ”あがいやよ。あぎいやよ。あぎじゃやよ。
あぎじゃびよ。
と変化した言葉である。
しばかれるのは、いやだったので、やめてーと叫ぶのであるが、
早口でいううちに、このように変化していったのである。

だから、大阪と交流のあった時期以前に生まれた人は、知らない
言葉であるし、また、現代は、こんな言葉はすたれていくのである。

最近は、いつの間にか、学校で昼ねしていることを、にぃぶいと
言われることが多くなりました。
そんなに学校がつまらないのは、教師の質が落ちたのかぁ？と
そんなつまらなないことを言いたいわけでもありません。
この言葉は、今では、ヤマトに逆輸入している言葉です。

もともとは、寝ているものを注意したときに、”あぁーにぶい。”
といっていました。
沖縄を適当に知っている人なら、ご存知、え行がい行に変化する
ことを思い出してください。
元は、眠いといっているのですが、ねむい→にむい→にぃぶい
と変化していった言葉です。

これが、大阪と沖縄が商売していたときに、大阪人に気に入られ、
眠っているような人、つまりぼんやりしている人のことを、
にぶいやつというようになりました。
その人は、眠っている状態だから何も反応しません。だから、
”まったく、こいつぁ、にぶいやっちゃのぉ”
と大阪の人は僕たちの先祖のことをからかっていたわけさ。

うちなーぐち（沖縄の言葉）で、あが。
最近は、どこかにぶつけたときや、誰かからぶたれたときに、
ヤマトの観光客の皆様は、”痛い”というですが、ぼくたちは、”あが”
といいます。
語源は、古いものではなく、近年に定着したものです。

元は、沖縄と大阪と交流していたころによく使われた言葉です。

いわゆる、関西弁で人からたたかれたときに、”あほんだら！、
こんなことしたら、後でがつんとしばいたるで”と、関西人がいって
いたのを、うちなんちゅが聞きつけて、まねして使っていたのであるが、
あまりにも長いので、熱い沖縄では、そんな言葉をしゃべる気力が
わきません。
そのうちに、言葉が省略されて、
あほんだらの”あ”と、がつんとしばいたるでの”が”が、残ったのです。

ですので、単に”痛い”というあがではなくて、その言葉の裏に、
深い意味が隠されている訳なんです。

ヤマトの観光客の皆様。これから、野球のキャンプを見学しに沖縄に
こられることもあると思いますが、ぼくらをどついたらあきまへんよ。

大阪の動物園長さんが、北海道の白熊を大阪に連れてこようと、嘆願
しているニュースを見ました。
大阪にも沖縄県人がたくさん住んでいるのに、なんで止めてくれないのだぁ。。

そもそも動物園は何のために存在しているのでしょうか？
単なる人間のエゴ？
だとしたらやめたほうがいいです。

寒いところで生きているホッキョクグマは、寒いところで生きるもの
です。
わざわざ大阪に連れていく意味はないのでは？
今大阪で飼育されているホッキョクグマも野生に返せないのであれば、
せめて北海道に連れて行きましょう。
そうしたら、この園長さんは英雄になれるのに。。

野生の生き物を人間が侵してはいけませんが、何らかの理由で、
かかわってしまった生き物だけ、せめて動物園にもってきて、
みんなで手厚く保護するようにすれば、今までと違った視点で、
動物園と接することができるのになぁ。

久しぶりに社会派の私でした。
頭を使ったので、今から泡盛を飲んで、熱をさましたいと
思います。

とっておきの、いいのがあるんですよ。えっへっへ。

電器屋のさとしが、最近はまっている番組は、”琉神マブヤー”
である。
沖縄撮影で、沖縄キャスト。
低予算でよくやったと思います。
内容は、なんてこったない、例えていうなら、昔の”ゴレンジャー”
や仮面ライダーの沖縄版です。（例えの表現が古い！）

スーパーのサンエーにいくと、Ｔシャツが目立つところに
売っていますに。

電器屋のさとしは、パソコンが売れたときに、親切にも、
琉神マブヤーの画面をスクリーンセーバーにインストールしてくれ
ます。また、テレビを購入してくれたお客様にも、リモコンの
全チャンネルを押すと、すべてＲＢＣ琉球放送がうつるように
設定してくれますので、琉神マブヤーファンにとっては、うれしい
限りであります。

ぼくは、もうヒーローものは卒業しているので、暇なときは、
昔録画した、鬼平犯科帳をみて涙しています。

１０日から、中学の息子がヤマトに一人旅にいってきた。
どうしても雪がみたいそうである。
３０年前なら、沖縄にもたまに、みぞれが降ったことがあるが、
最近はまったくである。

そして、今日帰ってくる。
そろそろヤマトの鉄道に乗るころだから、携帯をマナーモードから
切り替えようかなと思って、手に携帯をもった瞬間、息子から電話が
入った。

そういえば、ＮＨＫの”ちゅらさん”で、おばぁがよく、孫の電話が
かかってくるときを感じ取っていたが、そういうことが実際に起こった
のである。

これは思うに。
きっと、遺伝子レベルの何かが、空間をさまよってやってくるのでは
ないかと思う。

近親者になにかあった時も、虫の知らせとかいいますよね。

あれも、きっと同じ遺伝子間で、空間を瞬時に動くなにかがあるのだと
思う。
あぁーー、ぼくがもう少し若ければ、このような物理学的数学的な
現象を証明することができるのになぁ。。
今は、直観レベルだよ。。。。

久しぶりに電器やのさとしと飲んだ。

この不景気で元気がなかったので、新しい事業のアイデアを
プレゼントしてあげた。
新しく、ファストフード店をオープンするのである。
メニューは、かちゃーしー丼。

ごはんの上に、もずくたっぷりのせて、その上に、三枚肉の豚肉を
チャーシューのようにのせ、カレーをかけるのである。
頭文字をとって、かちゃーしー丼である。

栄養たっぷりのもずくのちょっとしたすっぱさと、辛いカレーで、
今、ヤマトではやっている、スーラーラーメンの沖縄版である。

さっそく、明日、さとしの家で試作品を試してみることにしました。
楽しみな事業である。

今年は新年早々、余裕があったのか、ケーキ作りをしてしまいました。
１５年前ぐらいによく作った、スウェーデンのトスカケーキです。

あけましておめでとうございます。
うちのラッキーも丑になりたいと、だだをこねているので、
子供がミシンで洋服を作りました。


こんな感じです。






脱げないよぉ。。。。



今年もゆたしくうにげいさびら。

沖縄は、ハーフの子供が多いですよ。基地があるから、自然とそうなるん
です。
実は、僕の子供もハーフなんです。

じゃあ、たけしさんもアメリカ人と結婚したのですか？
と、聞かれることもあるのですが、ぼくのかみさんは、
日本人です。
じゃあ、とけしさんは、実は東南アジアの国々の出身なんでしょうか？

確かに、ぼくは東南アジア系の顔をしています。
タイ人です。と答えると、妙に納得してくれる人がたくさんいます。

実は、ぼくも日本人です。（たぶん、琉球人というのが、日本人の
カテゴリーに入るのであれば、確かに戸籍は日本人です。）

だとしたら、おかしいじゃないか？と言われそうですが。。。

以前、ちょっとからだの調子がでーじ悪かったときに、気功を
やってくれるおばちゃんのところに通ったときがあります。
いつものように、からだに気を浴びていたのですが、ある日
おばちゃんが、”あんたは、アメリカ人だったかも知れないよ”
”はぁ？”
”前世は、アメリカ人に間違えないよ”
”はぁ。。。”

だから、ぼくの子供は、ハーフな訳です。