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【うちなー語】うりぁひぁ

2009.02.10 Tuesday | 沖縄言葉

最近は、若者が使ったことを見たことがない言葉である。
だいたい、50歳代の人まではよく使う。

びっくりした時に、自然とでる言葉である。

この語源を知っている人も最近は少なくなってきた。
1600年代にさかのぼるのである。
時代は、尚王統の時代です。
あの、にっくき薩摩の連中が沖縄にやってきて、むちゃくちゃ
した時代です。
(だから、去年の篤姫は見ませんでした。敵方のヒロインをたたえる
話は許せん!)

尚王も薩摩の連中がやってきて困っていて、今後の対策を練って
いたときのことです。
当時は、大事なことをきめるのに、琉球札を使用していました。
ちょうどトランプみたいなものとイメージすればいいのえしょうか?
裏が琉球王朝の絵札となっている例のものです。

そのカードを全部裏返しにしてならべ、どれかをひっくり返して、
その絵札を見て、運気を考えるものです。現在のタロットカードが
近いのかもしれません。

例によって、尚王も一枚手にとって、ひっくり返しました。
ところが、なんとそのカードが真っ白。
すべて絵札のはずなのに、予備のカードが偶然にもまざってしまって
いたのでした。本来あるはずのない出来事です。

尚王は、思わず驚いて、”うらはぁ”と叫びました。

このお言葉が庶民に伝わって、”うらはぁ”、”うりゃはぁ””うりぁひぁ”
と変化して、驚いたときに使う言葉として、現在まで残されていったのです。

歴史を残すためにも、この言葉をなくしては、いきましん。


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